DV被害者の洗脳を解くための効果的な方法3選

DVサイクル離婚のこと

DV被害者に加害者の洗脳を解くためには?

DV被害者の洗脳を解くことは簡単なことではありません。

先日twitterで実施したアンケートでも、自分の状況がDVである、と認識したきっかけが自分自身であるという回答は23%にとどまり、53%以上が第三者からの指摘で気づいた、という結果になっています。
Twitterコメントによる回答からは警察の介入があるまで気がつかない、という回答もいくつかありDV被害者の認知の遅れが読み取れました。

DV認知のタイミングアンケート

私も当事者だったので、よく分かりますが、

  • まだこれくらいの仕打ちは大丈夫。
  • 子供の為に我慢しよう。
  • 大なり小なりどの夫婦もいさかいはあるものだ。
  • 手はあまりあげられていないからこれはDVじゃないだろう

と思うわけです。
でも毎日パートナーから死ね、殺すぞ、死んでくれ、などの暴言は普通のことでしょうか?

客観的に読めば異常ですよね。
でもDV被害者にとっては異常の積み重ねが、通常になり、感覚が麻痺してしまうのです。

DVの洗脳を解くために効果的な方法

最近ようやく気付いたのです。

twitterでDVに関する情報発信をしていても、twitterで繋がれるのはDVサバイバー(既にDV脱出した方、若しくはDVの出口を分かってらっしゃる方)が主であり、本当にDV避難が必要な方には私の情報は届いていないのだなと痛感しています。

だからこそ、DV被害者に加害者の危険性を認識させるには周囲のサポートや指摘、時には洗脳を解くための説得が必要だと考えます。
以下私が経験を交えて「DV被害者の洗脳を解くために効果的だろう」と思っている方法5選です。

DV被害者を持つご家族、ご友人、同僚の方々に是非試していただきたいです。

  1. DVサイクル(Cycle of Abuse by Dr. Lenore Walker)を見せる
    バタードウーマン―虐待される妻たちで有名な心理学者レノア・E・ウォーカー博士の提唱した暴力のサイクル(cycle of abuse)です。個人的には私はこれが一番有効だと思っています。
    「自分の夫に限って違うだろう」と信じている女性もそのような自分の否定する心がDVサイクルを抜け出せなくしていること。

    暴力のサイクルはずっと続き、この家から抜け出せない様子がこのサイクルで良く分かります。(図©サバ子@nomore-dv.com)

    緊張形成期:イライラしていつキレるか分からない状態です。怒鳴ってきたり、理不尽ないいがかりをつけたり、人のせいにしたりします。
    爆発期:身体的な暴力、精神的な暴言など
    ハネムーン期:爆発期で起こした暴力や暴言に対して、謝罪したり愛してると言ったり、許しを乞います。その中で必ず「お前がXXするから怒ってしまったんだ」の様な、キレる原因が相手にあったような言い方をしながら関係を再修復しようとします。

  2. 警察や婦人相談所で相談してみる
    やはり専門知識や、これまでの事例・判例を経験されている方々なので、いろんなパターンを見てこられています。その状況に応じた最適なアドバイスをもらえると思います。
    洗脳状態がここで解ける方もいます。
    私の場合は、警察で上記の図を見せられて初めて洗脳が解けました。
    お近くの配偶者暴力支援センターはこちらから
  3. 共感できるストーリーを知る
    もしかしたら公的機関や警察の方々と話をしてもピンとこない。という方も、私の様な一般人の体験なら共感があるかもしれません。サバ子の記事で共感できるものがあるかどうか、読んでみてもらってください。読んでみると危険である、DVである、ということに気付いてもらえるかもしれません。
    DVで歯が折れた話
    DVは自己愛性人格障害が原因?
    モラハラ度チェック
    家族友人がDVかも?と思ったら聞いて欲しい質問

おススメ!
モラオバスターこと弁護士 大貫先生の発信を見る
弁護士・大貫憲介の「モラ夫バスターな日々」
マンガ風にDV・モラハラ夫の生態が的確に書かれていて、「あれ?こんな仕打ちを受けているのは私だけかと思っていたけど典型的なDVなんだ・・・」とDV被害者にとっては、これまでの概念を覆されると思います。

最後に
このページの写真・画像・情報は自由に使っていただいて構いません。
特に若い女性への被害防止になるためであれば、教育現場などでもどんどん使っていただいて構いません。
ただ、その後対象者(DV被害者)に対してどのような変化があったか、などお聞きしたいので、可能であればTwitterのDMか、こちらのサイトのお問い合わせから、一言メッセージ頂ければありがたいです。今後の活動の参考にさせていただきます。

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