母子生活支援施設に住むメリットとデメリットは?
今日までいろいろな記事を書いてきましたが、民間/公営住宅に入るという選択肢がまだある方の為に、比較しながら母子生活支援施設に住むとどんなメリットとデメリットがあるか、比較していきたいと思います。
安全を優先しながら、まだ選択肢のある方が「誰かに言われたから入所した」「選択肢はなかった」ということのないように、自分で決めた道に進めることを祈っています。
母子生活支援施設の場合
メリット | デメリット |
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●絶対夫に見つからない安心感がある。 ●DV防止法や各種DV保護支援措置に精通した職員さんが、生活の支援・就職の手伝いなどサポートしてくれる。 ●同じ境遇の入所者と会話ができたり、お互いに助け合える ●心理カウンセラーがいるので、自己肯定感が低かったり、共依存的な考え方から、幸せになるために気持ちの整理を手伝ってくれた。 ●入所してすぐに生活が始められる家具、キッチン用品、布団など貸与してもらえた。 ●入居に健康診断は受診必須だが、敷金礼金はない。 ●家賃が所得に応じた金額であり、公営住宅よりもはるかに格安。 (前年度所得300万弱で7000円位、生活保護なら無料) ●施設の建物内に保育室があり、年度途中でも預かってくれるので、子供が小さくても就職活動・免許取得・学校などの活動がしやすいので早期に社会復帰が目指せる | ●土地勘がないので最初は生活が不便 ●共同生活ならではの、門限やSNS禁止ルールなど、各種ルールに従わなければならない。 ●他の入所者や職員の目が常にあることで、プライバシーを半分以上捨てると思わなければならない。 (どんな仕事をしているか、誰が生活保護なのか、買い物で何を買っているか、子供に何を買い与えているか・・・他の住人に筒抜け) ●他の入所者とトラブルになりやすく、DV離婚の件よりも、入所者同士の人間関係の方がストレスになることもある。 ●2、3年で退所しなければならない。その時に当然引越しを伴うので、子供の環境変化が心配。 |
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民間の住宅の場合
メリット | デメリット |
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●プライバシーが保てる。誰の干渉もない。 | ●入居時に家具を買い揃えないといけない。 ●敷金、礼金が必要 ●いざとなった時に誰もいない ●公営住宅、母子生活支援施設に比べて高い。収入に応じた減免などない。 |

公営住宅の場合
メリット | デメリット |
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●プライバシーが保てる。誰の干渉もない。 ●収入に応じた家賃の減免がある。 サバ子は退所後無職になった時家賃7000円位に減免してもらった。 ●ずっと住める。子供の環境が変わらない ●ほかにもシングルマザーが住んでいるので、気兼ねしない | ●入居時に家具を買い揃えないといけない。 ●敷金が必要 ●いざとなった時に誰もいない ●母子生活支援施設に比べると少し高い。。 ●風呂釜(10~20万円)、網戸がない。 ※ネットの方が安く買えるけど、風呂釜は各個室の右向き・左向き、煙突の位置など確認してから購入すべし。 詳しくは退所時の費用ページを参照 ●町内会の役割が大変 (掃除や集金、役員が回ることも) |

住まいに関する総合評価
いかがでしたか?総合評価をまとめるとこんな感じでしょうか?
安心感と緊急的に入れる場所で選ぶなら母子生活支援施設。
すぐに入居できてプライバシーも優先したいなら民間住宅。
安く長く住みたいなら、万が一無職になった時も家賃が減額される公営住宅。
母子生活支援施設 | 民間住宅 | 公営住宅 | |
---|---|---|---|
安心・安全度 | ★★★ | ★ | ★ |
プライバシー | ★ | ★★★ | ★★ |
初期費用 | ★★★ | ||
利便性 | ★★★ | ★ | |
安定性(環境・家賃) | ★ | ★ | ★★★ |
入居までのスピード | ★★★ | ★★★ | |
!!評価!! | 安心で選ぶなら 母子生活支援施設! | プライバシーと利便性で 選ぶなら民間住宅! | 安く長く住みたいなら 公営住宅! |

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